世の中のうまい話

魚のプロ~マグロ君が全国食べ歩き~~

その他・・・お魚色々

黒鮪(クロマグロ)・本鮪(ホンマグロ)

黒鮪・本鮪(クロマグロ・ホンマグロ) 【語源】 まぐろの語源は「まっくろ」と言う言葉から来ていると言われてい ます。もともと体温が高い上に、死後急激に上がる為、身が焼けて しまい、直ぐに「まっ黒」になってしまう事から、これが転じて 「マグロ」に…

タカベ(高部)

たかべ・タカベ(高部)【語源】「たか」とは、陸に近い海と言う意味がある。そこからきているのではないかと言う説あり。呼び名は地域によってさまざま。「ホタ」、「シマウオ」、「シャカ」、「ベント」など。 タカベの南蛮漬け【旬】5月~9月(初夏~夏)…

スズキ(鱸)

スズキ(鱸) 【語源】 白身が「すすきたるような」つまり、すすぎ洗いしたように美しい事から名がついた言う説と、 古語の「すすき」、進む意味からきていると言う説がある。 スズキの煮付け スズキのにぎり寿司 【旬】 旬はなんと言っても夏。真鯛は「魚の…

カマス(魳)

かます(魳) カマスの大葉と梅肉はさみ焼き 【語源】 口が叺(かます)のように大きいからと言う説。叺(かます)とはムシロで作った 口の広い袋。(穀物などを入れておいた袋) もう一つの説は歯が鋭い魚なので「カマ」は「噛む」が変化したものであるとも…

ボラ(鯔)・カラスミ

ボラ(鯔)・カラスミ 【語源】 ボラの語源は、はっきりと解っていません。 強いて語るならば、丸みを帯びた体から、「太腹(ホハラ) 」が転じたと言う説が有力です。 なお、淡水にいるころの呼び名・幼名「イナ」は、稲の茎が 腐るとこの魚になるという伝…

イサキ(伊佐木)

イサキ(伊佐木)【語源】「イサ」は磯を、「キ」は魚をあらわす。コシタメ、シャクアジ、カジヤゴロシなどとも呼ばれる。また、いのししの子と同じように瓜のシマに見立てて「うりんぼう」と呼ばれる事もある。 イサキの刺身【旬】初夏~秋が旬とされていま…

イシモチ(石持)・グチ・ニベ

石持(イシモチ)・グチ・ニベ 【語源】 ニベ科の魚は頭骨の中に大きな耳石があります。 耳石は炭酸カルシュウムで出来た白い小石の様な塊で、魚の内耳 (目の後方)の中に左右あり、魚の平衡感覚をつかさどり、エサや外敵 ・仲間の行動によって起こる水流の変…

トビウオ(飛魚)

トビウオ(飛魚) 【語源】 トビウオの語源は字のごとく「飛ぶ魚」からきている。 英名でも「フライングフィッシュ」と呼ばれる。 単に「トビ」と呼ぶ土地も多く、九州や日本海側では「アゴ」とも 呼ばれる。 【旬】 飛魚は世界に50種以上、日本近海にも30種…

ハッカク(八角)・トクビレ(特鰭)

ハッカク(八角)・トクビレ ハッカクのから揚げ 【語源】 「ハッカク」の方が、ポピュラーですが、標準和名は「トクビレ」の 方です。 特に雄の第二背ビレと尻ビレは大きく、特の大きいヒレ・・・・ 「トクビレ」・・・・と名付けられたと思われます。 「ハ…

アイナメ(鮎魚女)

鮎魚女(アイナメ) 【語源】 姿がアユに似ている為、「鮎なみ」が転じてアイナメになったと 言う説。鮎と見た目が似ているからではなく、鮎のように縄張りを 持つ習性のため、「鮎のような魚」と言う意味で「鮎なみ」転じて アイナメになったとも言われる。…

キンキ・めんめ・キンキン・キチジ(吉次)

キンキ・メンメ・キンキン・キチジ(吉次) 【語源】 体色が吉兆とされる朱赤色で、吉次(キチジ)と名付けられた。 一般的に「キンキ」の名で親しまれ、東北ではでは「キンキン」、 北海道では「メンメ」・「メイメイセン」などとも呼ばれる。 【旬】 旬は…

サヨリ(細魚・針魚)

サヨリ(針魚・細魚) 【語源】 サヨリの語源は多く集まるという意味の「沢寄り」が転訛したと 言う説。細いという意味の「狭」と古語でサヨリを指す「よりと」 が合わさったと言う説の2つがある。 サヨリのにぎり寿司おぼろのせ 【旬】 旬は春。銀白色に輝…

ホウボウ(魴鯡)

ホウボウ(魴鯡) 【語源】 海底を歩くと言うより、はっているように見えることから、 這う(はう)が転じてホウボウになったという説。 ボーボーと海底に響き渡るような音を出すことからその名が付いた という説もあります。 ホウボウの出す音は、ウキブクロ…

𩸽(ほっけ)・マホッケ・シマホッケ

ホッケ(マホッケ・シマホッケ) 【語源】 ホッケはアイヌ語では「ポッケ」と言います。 漢字では、魚辺に花と書きます。これは、稚魚がコバルト色で、 群れで泳ぐと花の様に美しい為。 北の花→ほくか→ほっけ となったと言う説もあります。 また「ホッケ」と…