2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
真鰯(まいわし) マイワシの姿造り【語源】イワシは大きく分けて、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシと3種ありますイワシの名は、「弱し」から転じたと言われている。イワシの稚魚のほとんどが他の魚に食べられてしまうからである。また、鮮度落ちが…
かます(カマス) カマスの大葉と梅肉はさみ焼き【語源】口が叺(かます)のように大きいからと言う説。叺(かます)とはムシロで作った口の広い袋。(穀物などを入れておいた袋)もう一つの説は歯が鋭い魚なので「カマ」は「噛む」が変化したものであるとも…
太刀魚(たちうお)【語源】銀白色に輝く魚体は太刀に似ているため、「太刀魚」と名づけられた。と言う説と潮流がゆるやかな時に頭部を上にして泳ぐため、「立ち魚」と名づけられたと言う2つの説がある。 炙りタチウオ鮨【旬】日本近海では北海道南部以南に…
伊勢海老(イセエビ)【語源】イセエビの語源は江戸時代の儒学者 貝原益軒(かいばら えきけん)の著書「大和本章」に「この海老、伊勢より多く来るゆえ、伊勢エビと号す」と書いている通り。ただし、江戸時代中期当時は、伊勢で獲れたものを「伊勢エビ」、…
秋刀魚(さんま) 【語源】 体が細長い事から狭真魚(サマナ)と呼ばれていたものがサンマに変化したと 言われている。 秋刀魚の なめろう 秋刀魚の煮付け 【旬】 地球温暖化、冷凍・養殖技術の向上により魚の旬があいまいになる中、 これほど季節を感じさせ…
時鮭(厚岸にて) 諸国漫遊編集記 2006 春 北海道Ⅱ 北海道 厚岸(あっけし)、根室(ねむろ)に時鮭と蟹を取材してきました。 前回、記しました通り、時鮭は不漁だとの事でした。しかし、今年はズワイ蟹が豊漁だとか。北海道のズワイガニのほとんどがロシア…
剣先烏賊(ケンサキイカ)、しろ烏賊(シロイカ)【語源】外套膜(がいとうまく)が剣のように鋭くとがった形をしている事より、剣先イカと呼ばれる。外套膜とは胴の部分。ちなみに「やりいか」と言うイカもいるが、「槍(やり)」よりも多少太いので「剣」…
いよいよ丑の日~!鰻は何を?どこで食べるか?きまりましたか? 鰻の「うんちく」を知って食べると、また、違った楽しみ方ができるかも・・・。 是非、最後まで読んでください。 期間限定 店で鰻をさき、自家製タレで焼いている美味しい店はここ 鰻の白醤油…
鰻(うなぎ) 白焼き【語源】胸ビレの前腹面が黄色い為、「胸黄(むなき)」と呼ばれ、これが崩れて「うなぎ」と呼ばれるようになったと言われている。 う巻き【旬】現在、流通している鰻のほとんどが養殖ものである。天然物はほんのひとにぎり。しかし、養…
鮎(あゆ)【語源】アユの語源については色々な説があるが、ハッキリとはしていない。「古事記」ではすでにアユと呼ばれていたようである。「アユる」は落ちるの古語で産卵アユが川を落ちる(下る)事から「アユる」が「アユ」になったと言う説。「アユる」…
真蛸(マダコ)【語源】「タコ」の「タ」は手が転じたとされている。「コ」は多いという意味。 マダコの桜煮【旬】産地のよって違うが主に夏。瀬戸内・九州のタコは6~8月の夏が旬。千葉以北のタコは11~12月の冬が旬とされている。 茹でダコ【うんちく】マ…
活毛蟹(生きた毛蟹)【語源】全身に茶褐色の堅い毛が生えている為、「毛蟹」と呼ばれる。 毛蟹のにぎり寿司【旬】日本では北海道周辺で多く漁獲される。噴火湾、釧路周辺、オホーツク沿岸、日高周辺に魚場は分けられ、旬は地域によって微妙に違いが出るが一…
鱸(スズキ)【語源】白身が「すすきたるような」つまり、すすぎ洗いしたように美しい事から名がついた言う説と、古語の「すすき」、進む意味からきていると言う説がある。 スズキの煮付け スズキのにぎり寿司 【旬】旬はなんと言っても夏。真鯛は「魚の王様…
北海道根室 花咲港 花咲ガニで有名な港です。今回は時鮭の水揚げを観てきました。 今年の5月、北海道の東側に行ってきました。北海道は縁があって30回以上来ています。 毎回、美味しいものに出会えますが、今回は根室でギョウジャニンニク(アイヌネギ)を食…
海胆(うに)【語源】「うに」は海胆とかきます。胆(きも)の字は人間の肝臓に外形が似ているからと考えられます。また、海栗(うに)とも書きます。栗のイガに似ているからです。塩漬けしたものは雲丹(うに)と書き、生のものと区別して使います。ややこ…
鰹(カツオ)【語源】殺生を禁じられた平安時代の仏教者が、干し固めたカツオを木片として取り扱ったことから「かたうお(堅魚)」と呼ばれるようになり、カツオになったと言われています。 カツオのたたき カツオの なめろう【旬】春と秋の年2回、旬があり…
伊佐木(イサキ)【語源】「イサ」は磯を、「キ」は魚をあらわす。コシタメ、シャクアジ、カジヤゴロシなどとも呼ばれる。また、いのししの子と同じように瓜のシマに見立てて「うりんぼう」と呼ばれる事もある。 イサキの刺身【旬】初夏~秋が旬とされていま…
鮑(アワビ)【語源】殻が1枚しかない為、不合肉(アハヌミ)が転じて『あわび』になったと言われています。 煮アワビ【旬】日本近海に生息するアワビは、大きく分けて4つの分けられます。「マダカアワビ」、「クロアワビ」、「メガイアワビ」、「エゾアワ…
するめ烏賊(スルメイカ)【語源】墨を吐く群れを意味する「スミムレ」からスルメに転じたと言う説と、スルメ(干しイカ)の多くがこの種のイカで作られた為ともいわれる。 スルメイカの塩辛【旬】初夏~夏と秋~冬の2回に分けられるが、1年を通して流通し…
たかべ・タカベ【語源】「たか」とは、陸に近い海と言う意味がある。そこからきているのではないかと言う説あり。呼び名は地域によってさまざま。「ホタ」、「シマウオ」、「シャカ」、「ベント」など。 タカベの南蛮漬け【旬】5月~9月(初夏~夏)が旬とさ…
アジ・マアジ(真鰺) 【語源】「アジは味なり」などと言われ、、味が良い魚であるからと言うのが定説。魚の良く集まる場所を網代(アジロ)と言い、群れをつくる習性からアジとよばれる様になったと言う説もあり。 小あじの唐揚げ 【旬】1年中、流通し美味…