シンコ・イカナゴ・白魚など、小さな魚
ワカサギ(公魚) ワカサギの南蛮漬け 【語源】 ワカサギの「ワカ」は「湧く(わく)」に由来し、「サギ」は多い 事を意味するという説。 「ワカ」は幼い、弱々しい事を意味し、「サギ」は白い事や、 小魚を表し、これに由来していると言う2説があります。 …
メヒカリ(目光)・アオメエソ メヒカリの一夜干し 【語源】 一般的に「メヒカリ」と呼ばれていますが、「アオメエソ」が 標準和名です。 青緑色に光る目が由来です。 この目は鮮度のバロメーターでもあります。 赤く充血したものは鮮度が悪いもの・・・・透…
シシャモ(柳葉魚)【語源】北海道のアイヌ伝説の中に「ししゃも」にまつわるものがあります。昔、飢饉の続いた貧しい村の娘が、病気の父親のために食べ物を探していると、川に落ちた柳の葉が魚になって泳ぎ始めました。喜んだ娘はそれをとって帰り、父親に…
キス(鱚)・シロギス キスの酢の物 【語源】 その昔、将軍は朝食に好んでキスを食べたと言われています。 その理由は、漢字で書くと魚辺に喜ぶと書き、おめでたい魚と されていたからだとか・・・ キスの「キ」は「生(キ)」であり、混じりけのないすがす…
マハゼ(真鯊)・ハゼ 【語源】 ハゼの語源は、非常に答え難い・・・・。 実は「ハゼ」とは、その姿形が玉茎(はせ)、男茎(おはせ) つまり、おチンチンに似ていることに由来するらしいです。 「素早く馳せるから」と言う説もありますが、どうやら前者 が、有…
新子(シンコ)・小肌(コハダ)・コノシロ 【語源】 コノシロの語源は、かつて、飯の代わりになるほど大量に獲れた事 から由来しています。 「飯(コ)」、「代(シロ)」で「飯代魚」となったと言わます。 とても解りやすい名前なのですが、これが後の世に…
シラウオ(白魚)・シロウオ 白魚の天ぷら【語源】シラウオの名前は見ての通り、生きている時は透明ですが、死んでしまうと白くなることから付いたようです。よく似た魚にシロウオ(素魚)があります。こちらはスズキ目ハゼ科に属し、吸盤状腹ビレがあります。…
キビナゴ(吉備女子) キビナゴの南蛮漬け 【語源】鹿児島では「帯」のことを「キビ」と言います。この魚の体側中央にある青白い模様を帯とみなして「帯(きび)の小魚(なご)」と言う由来が有力です。漢字では吉備女子(きびなご)と書きますが、語源とはまっ…
イカナゴ(玉筋魚)・コウナゴ(小女子) 【語源】 何の子供(稚魚)であるか解らないので「いかなる魚の子なりや」 と言われたところからきたという説が有力です。 漢字では「玉筋魚(イカナゴ)」と書きます。 これは群れている様が「玉」で、姿が「筋」、…