イカ・タコ類、烏賊・蛸の仲間
マダコ(真蛸)・タコ 【語源】 「タコ」の「タ」は手が転じたとされている。「コ」は多いという意味。 マダコの桜煮 【旬】 産地のよって違うが主に夏。瀬戸内・九州のタコは6~8月の夏が旬。 千葉以北のタコは11~12月の冬が旬とされている。 茹でダコ 【…
ミズダコ(水蛸) ミズダコのお造り 【語源】 最も馴染みがあるのは真蛸(マダコ)ですが、そのマダコに比べ、 身がやや水っぽい為、水ダコと名付けられたと言うのが定説です。 マダコに比べ、身は水っぽく味は落ちると総評されますが、一概には 言えません…
イイダコ(飯蛸) 【語源】 正徳2年に作られた「和漢三才図会」に、「味は蒸飯の如し、故に 飯蛸と名付く」とあります。 早春のイイダコは、胴に飯粒に似た卵がびっしりと入る事から、 この名が付いたと思われます。 地方によっては「一口蛸・子持蛸・石蛸…
槍烏賊(ヤリイカ) 【語源】 外套膜が槍のように鋭く尖った形をしている事からこの名が付きま した。ちなみに、剣先イカはこの外套膜が剣先のようだから・・・ ヤリイカよりもやや、鋭さに劣ります。 【旬】 漁期・旬とも地域によって違うので一概には言え…
蛍烏賊(ホタルイカ)【語源】当時、マツイカ・コイカなどと呼ばれていましたが、明治時代、ホタルの生態研究で有名な渡瀬庄三郎博士(東京帝国大)が、この青白い光からホタルイカと命名しました。ボストンの世界動物学界へ報告し世界的に認められ、学名は博…
スルメイカ(するめ烏賊)【語源】墨を吐く群れを意味する「スミムレ」からスルメに転じたと言う説と、スルメ(干しイカ)の多くがこの種のイカで作られた為ともいわれる。 スルメイカの塩辛 スルメイカのゴロ焼き【旬】初夏~夏と秋~冬の2回に分けられる…
剣先烏賊(ケンサキイカ)、しろ烏賊(シロイカ) 【語源】 外套膜(がいとうまく)が剣のように鋭くとがった形をしている事より、剣先イカと呼ばれる。 外套膜とは胴の部分。ちなみに「やりいか」と言うイカもいるが、「槍(やり)」よりも多少太いので「剣…
障泥烏賊(アオリイカ) 【語源】 障泥(アオリ)とは元々は泥よけの馬具のことで、毛布や皮などで造 って鞍の間に差し込んで馬腹の両脇を覆いました。 後には飾りとして、天気の良い日にも用いるようになりました。 ヒレがこのアオリの形に似ていることから…
ソデイカ(袖烏賊)・タルイカ 【語源】 ソデイカの語源は、3番目の腕に、広い袖のような膜があるからと 言う説とまるで袖のようなヒレが胴全体を覆っているからと言う 2つの説があります。 また、タルイカと言う呼ばれ方もします。 これは樽のように大きい…