
黒鯛(クロダイ)
【語源】
黒鯛の語源は暗配色の体色によるものである。
関西地方では「チヌ」とも呼ばれ、これは茅渟の海(ちぬのうみ)
大阪湾で多く獲れた事からきていると言われている。

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【旬】
夏が一番美味いとされがちだが、最も美味いのは9月頃。
秋口である。9月頃に瀬戸内であがる黒鯛は「鍋割りチヌ」と呼ば
れ、鍋がわれんばかりに脂がギラギラ浮くとか・・・・。
【うんちく】
クロダイは出世魚のように、成長段階によって呼ばれ方が変る。
10cm前後のを「チンチン」、20cmまでを「カイズ」、それ以上
を「クロダイ」と呼ぶ。3~4歳までは雌雄同体で雄の機能しか
持たない。(だからチンチン?・・・失礼!)5歳になるとほとん
どが雌になり、産卵する。性転換する珍しい魚。
産卵期は春から初夏。この時季の物は極端に味が落ちる。
また、産卵期の黒鯛の卵巣・精巣には微毒があるとも言われており、
昔から、この時期のクロダイは血があれるといって、妊婦には
食べさせなかったとか・・・。
クロダイは悪食。非常に強い歯を持ち、海老・貝類なども殻ごと
噛み砕く。また、虫類、芋、かぼちゃまで食べ、スイカの皮でも
釣れるほど。この獰猛さが釣り人にはたまらないらしく、磯釣の
中でも人気の魚です。

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